何にもほめることがない!?

葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
子育ての基本で、「ほめましょう」と言われます。
誰もが通る トイレトレーニング。
ほとんど失敗でも、うまくいった奇跡の1回で
「よくできたね。ちゃんと言えたね。すごい、おにいさんだね」と
とにかくほめまくる。
子育て経験者は みな やったことがあるでしょう。
ピアノレッスンでもよく ほめましょうとは言われます
10個ほめて、1個直すところを指摘しろ、と。
1ページくらいの曲を弾くようになれば
褒めるところも見つかるでしょう。
まだ「ド」しか弾いてない。
指も左右1本ずつしか使わない。
何をどうほめるのか。
ピアノを始めた日から。こんなに褒めます
・まず、ピアノの前に座ったこと。
本当はもっと お絵かきしたかった
ソファーでごろごろしていたかった
それを ピアノの前に座ったのです。
えらいね、今日もちゃんとピアノの前に座れたね。
賞賛に値しますよ
・足をぶらぶらしなかったね
子どもによっては 結構大変なこと。
食事中も足が落ち着かない子は結構います
きちんと 足台を置いて
そこに乗せる。
そろえなくて 仁王立ちのような感じがいいです
・大きい声で歌えたね
導入期は 歌うことが多くあります。
レッスンではできても、家で一人で歌うのは
少しハードルが高いかも。
・楽譜をしっかり見られたね
左から右へ、目線を動かしていくのは
集中力が必要です。
途中で目がそれないで、
終止線まで見られたら。
1曲演奏するのに必要なことですね。
大きくなったら 自分で褒めよう
ピアノ歴が5年も過ぎると
なかなかおうちの人は 褒めてく
誰も褒めてくれません・・・・
遠慮なく、自分で褒めましょう。
・今日も部活でくたくた。でもとりあえず
ピアノの前に座った。頑張った
・1週間のうち2回は
音を出して練習した。レッスンの内容を思い出した
・試験前でも、
レッスンを休まなかった。がんばった
そもそも ピアノは弾かなくても生活に支障がありません。
やらなければいけないことがたくさんある中
何とかピアノに触れようとしています。
誰も気づかなくても、自分で思い切り褒めてくださいね。