ピアノが上達する・長続きする人の特徴
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノが上達する・長続きする人の特徴・共通点
長続きする人の特徴と上達する人の特徴をここでは一緒に列挙することとしました。
・ピアノが好き
ピアノが長続きすること・上達することにおいて、何よりも重要なのは、この「ピアノが好き」ということではないでしょうか。
いくら才能があってもピアノが嫌いであれば長続きするはずもありません。
「好きこそものの上手なれ」ということわざもあるくらいですから、 やはりピアノが好きというのはそれ自体、ピアノが上達するための一番の特徴と考えます。
・飲み込みが速い
飲み込みが速いというのは「頭が良い」ということでもあり、これもピアノ上達の大きな要因です。
先生のアドバイスの意味をすぐに理解し、それを自分のピアノ演奏に反映させることができるのであれば、 その分、上達のスピードが上がるのは当然というわけです。
・意志が強い
一度やると決めたことをやり遂げる意志の強い人は、ピアノを始めたからには続けようという 強い気持ちが持続しやすいと思います。
意志が強い人はピアノに限らず色々な方面で卓越した能力を身につけ、 発揮できる傾向があると思います。
・集中力がある
これは「落ち着いている」ということと関係があるものですが、1つの物事に集中して取り組める人はピアノの練習も 集中して取り組めるため、密度の濃い練習ができます。
この集中力が持続できることも重要ですが、 まずはその時間に集中して取り組んで、短時間で成果を上げることができる人の方がそうでない人と比べて 上達のスピードが速いのは当然のことです。
ピアノを続けるうちに、集中力がつくというのもあります。
・根気強い
「集中力がある」というのが、ある1つのことをその瞬間に神経を集中させて取り組める「瞬発力」だとするなら、 「根気強い」というのは、1つの物事を絶え間なく続けられる「持久力」と言えます。
集中力があり、その集中力を持続させる根気強さがあれば、ピアノの上達には理想的と言えますが、 なかなかそういう人はいないようです。
・目標がはっきりしている
ピアノにおいて何か具体的な目標がある人はその目標が達成できるまでは続けようと思うわけですから、 はっきりとした目標がある人の方がピアノが長続きし、その分、上達しやすいと思います。
・自己実現欲求が強い
これはピアノの才能とは関係ないですが、何か大きなことを成し遂げたい、何かで成功を得たいという 自己実現欲求が強い人はピアノにおいても大成したいと思う気持ちが強いのではないかと思います。
<<肉体的条件>>
・手が大きい
この項目は「手が小さくない」とした方がよいかどうか迷いましたが、 分かりやすくするために「手が大きい」としました。
ピアノを弾く上で手が大きい方が断然有利ですが、小学校6年生でオクターブが何とか届くようになっていれば、 まず及第点と考えてよいと思います。ただ手が小さいのが原因でピアノを弾くのがつらくなってやめてしまったという人は結構いるようですので、 悲しいことではありますが、これもピアノが上達するか、長続きするかの大きな要因の1つではないかと思います。
手の小さい人は、カバーするための工夫をしています。手首を使う、脱力などです。
・体力がある
ピアノは全身を使う運動ですから、それなりの体力が必要です。
それなら女性よりも男性の方が有利なのではないかと思う方も いるでしょうが、ここで言う体力は絶対的な筋力のことではなく、持久力のことです。
これは見た目には全く分からないものです。
大柄で屈強そうな人が意外に短時間の練習でバテバテになってしまうこともあれば、 華奢で小柄で一見すると全く体力がなさそうな人が、一体どこにそんな体力があるのかというほどのバイタリティで 長時間の練習を楽々こなしてしまう人もいます。
見かけでは全く判断できないものです。
この体力がある人はその分、長時間の練習や演奏にも耐えられるわけで、ピアノの上達を左右する大きな要因の1つです。
<<環境>>
・音楽的な環境で育っている
良い音楽が自然に耳に入ってくる環境で育った子供は、音楽を聴く耳が自然に育ちますし、 音楽に対する興味が自然に湧いてくる傾向があります。
その分、音感やリズム感も自然に育っていると思いますし、 ピアノに対する興味も自然に湧いてくると思います。
ピアノを始めてからも、良い音楽に触れる機会が多い方が、 上達するスピードは速いと思います。また音楽を聴くと、自分もこの曲が弾けるようになりたいという目標の曲、夢の曲に 出あえる可能性も高まり、モチベーションの向上にもつながります。
・自宅に良いピアノがある(グランドピアノなど)
良いピアノで練習できる人の方が上達が速いのは当然です。
しかしこれは家庭の経済的事情、住宅事情もあることですし誰を恨むこともできません。
2005年ショパンコンクールを久々に満場一致で優勝したポーランド出身のラファウ・ブレハッチも浜松国際コンクールに出場するまでは 自宅にはアップライトピアノしかなかったそうです。
要はその人の素質次第であって、 アップライトピアノでも極上のレベルまで到達できるということです。
ただし、電子ピアノでは難しいでしょう。
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