腕の重みを使ってひくフォームとは?
こんにちは、葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
近藤さんのレッスンをしました。50代後半の男性です
ひと月に1回のレッスンですが、さぼらずコツコツ練習しています。
しっかりがっちりひいているのいう印象ですが、その割には音が出ていません。
二つ理由があります
1つ目は、手首が下がっている
ピアノは「指で弾くもの」と思われがちですが、実は全身を使います。
特に、肩から先の腕の重さを指に乗せて弾くもの。
手首が下がると、指だけしか使えません。
とても疲れます。
ひじから指の付け根までは水平に、一直線になるように。
指の山が出るように。
これで、腕の重みが鍵盤に係るはずです。
二つ目は、力が入っている
手首が下がっているから力が入る、というのもあります。
「力を抜いて―」といってもどうやったら抜けるのかわかりません。
ピアノの前に立って、腕をだらーんと下げ、そのままだらしない感じでピアノの上へ。
それが力が抜けた状態です。
もしかして力が入っているかな、と思ったら、時々立って、確認してみるといいかもしれません
近藤さんは、片手間ではひけていますが両手で立ち往生です。
音を間違うと気持ちが焦ってしまい、あたふたするのが原因のよう。
ゆっくり落ち着いて、次の音を準備できるくらいのテンポに落として。
こうやって一緒に弾くと、ほぼ止まらないで弾けるのです。
楽譜は正しく読めているので、家でも同じようにできるはずです。
演奏会で弾いているわけでもないし、間違えても誰も聞いてませんからね。
落ち着いて、ゆっくり練習しましょう
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