ピアノで、強弱をつける方法
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
音楽の表現に重要な、音の強弱。
楽譜にも、f、p、など強弱記号がたくさんついています。
ピアノで強い音を弾くには力がいる、弱い音を弾くには力を抜く、というのは、違っています。
ピアノの音の強さは、打鍵の速度で決まる
音の強さは力ではなく、打鍵するときのスピードで決まります。
ピアニストには女性も多いですが、力強い、フォルテが出るのはそのためです。
ゆめピアノには登山を趣味にしている体の大きな男性がいますが、あまり強い音は出ません。
私のほうが男並み(?)です。
強い音を弾くには、打鍵の速度が必要です。
なので、手をしっかりした形に保つ必要があります。
雨傘の、持ち手を外したような形。
指のつけね関節がぐにゃっとしないよう、しっかりと立てます。
打鍵が終わったらどこにも力はいりません。
よく、ずーっと鍵盤をぐいぐいおし続けている人がいますが、音の響きが悪くなるだけ。
休符がなくずーっと音が続いているときがあります。
力を抜くチャンスがなさそうですが、そうでもありません。
音楽には呼吸があり、スラーの切れ目など息を吸う瞬間があります。
声に出して歌ってみると、息継ぎをする場所。
そこで、力を抜くのです。
弱い音を弾くときは、指をゆっくり下におろすために、意外と力が必要です
手のフォームを保って、ゆっくり打鍵するための力がいりますね
手のフォームを保つ力と、力を込めて弾こうとする余分な力、それが体感できれば
打鍵の速度をコントロールして、強弱がつけられます。
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