自分の音楽ができる ピアノレッスンを
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
コロナ自粛をきっかけに、長期のレッスン休みに入ったさゆみちゃん(中3)
今は学校も塾も、接触の度合いによって不規則になってしまいました。
ピアノレッスンに、毎週同じ時間に来られないのです。
ピアノの習い初めから一緒のさゆみちゃん。まだ小4の時の写真。
小さな頃から、ピアノが好きなんだろうな〜と感じさせてくれる、独特の世界感がありました。
先日、学校の合唱祭があったということで、彼女がピアノを弾いた動画をみせて頂きました。
(ほかの方のお母さんから)
ちゃんと歌に寄り添って、でもちゃんとピアノで歌をのせてあげていて、
「くるぞくるぞ!」という和音進行の場所では上手にフレーズを繋いで音楽を導いていて、
ビートをしっかり保っていて、
リズムも生き生きしていて。
なりより、音楽を存分に感じて、存分に楽しんでいて。
嬉しかったのは、全て、自分自身で考えて表現していたことです。
誰かに言われたからでなく、自分で全部考えて。
親御さんは「先生、ありがとうございます!」と言ってくださいましたが、これは明らかに本人の努力と、本人の音楽愛です。
先生がどうとかいう域を超えています。
自分で考え、こういう音を出したい、こうしてフレーズを繋げたい、ここで指揮や歌と合わせて、バランスをとってなど。
さゆみちゃんは趣味のピアノ。
音楽の道を志す人は、小さな頃から厳しいレッスンで、先生の言う事が絶対で、
いつも競争の世界にいて、「音楽、芸術の本質」なるもの、「本人の意志」という域が、
薄れているように思っていました。
そういった厳しい世界をくぐり抜けていく精神力がないと、
プロの音楽家にはなれないのかもしれませんが。
でも、何かが違うような気がして。
音楽と本気で向き合っていくには、その人の“自立”ができてからだと思うのです。
自分から、こうしてみたい、自分から、こうしたい、
そう思って楽譜と向き合った時に、初めて「勉強」が始まるように思います。
進度は遅いかもしれないけれど、持久力があって、心から音楽が好きで、
自らでその音楽の素晴らしさを深く読み取って、研鑽を積むことのできる子達が、
これからの日本の音楽界で羽ばたいて欲しいな、と
そのためのカウンセリングレッスンも、ずいぶん広がってきたように思います。
生徒さんと対話を重ねながらレッスンする
そのためのセミナーも毎年開催されています。
関連記事
-
電子ピアノ購入をお考えの方へ
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 今、日本で1年に何台くらい …
-
ポピュラー曲をレッスンしたり、発表会で弾いていいの?
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 ピアノレッス …
-
ピアノや、ほかの楽器の練習環境は?何がちがうの?
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 「ピアノ」は、練習環境を整 …
-
ピアノ演奏の基礎3 スタッカートの演奏方法とは
こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです 「音を切る」と日本語訳さ …
-
ピティナステップの講評は、なんのために?
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 少し前のことですが、ピティ …
-
ブルグミュラーのアラベスクを、ピアノでかっこよく弾く方法
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 ピアノを習い始めて楽譜を読 …
-
10分も伸ばす記号?
葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 先日、インターネット …
-
みおんちゃん レッスンノート活用中
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 うちの教室では、レッスンノ …
-
自分に合うピアノの先生 5つの条件
こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです 特に都市部では、近隣にピ …
-
サマーコンサートリハーサル ママベル隊 すてき~
こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。 昨日、サマーコンサート(ピ …
- PREV
- 絶対音感を選択しないピアノレッスンも
- NEXT
- ドリルをピアノレッスンに取り入れる理由